エコカートレンド2
モーターショーに見るエコカーの未来

ここ数年世界中で開かれているモータショーの関心は環境負荷の少ないエコカーに集中しています。これまではトヨタが牽引してきたエコカー市場ですが、ここにきてハイブリットカーよりも更に環境負荷が少ない燃料電池車や電気自動車への関心が高まっています。

したがって大きなモーターショーから伺えるエコカートレンドは温室効果ガス削減ではなく温室効果ガス排出量ゼロを目指すという事なのだと考えられます。日本の自動車メーカーが発表するコンセプトカーは常に世界のモーターショーで注目されています。

世界の自動車市場を牽引しているトヨタは往年の名車トヨタ2000GTを電気自動車で復活させ、環境に優しい事に加え自動車で走る喜びや楽しみを持てる自動車生産を打ち出しているのに対し、小型車が得意なダイハツやスズキは一人乗りでバイクや自転車の代わりに使えて安全面でも二輪車よりも高い超小型電気自動車の開発を表明しています。

エコカーを普及させると言うことは社会構造を塗り替えるだけの大事業になります。それはエネルギー政策を変更してそれに伴う法整備や社会インフラを整備するなどが必須条件となるからです。しかし頭打ちと言われている先進国の経済発展の起爆剤として最新のテクノロジーを駆使して環境に優しい都市づくりをするというのは世界的に見ても大きな流れです。

自動車産業は先進国の産業の要でした。そしてこれから環境負荷の少ない国家作りの為の産業の要もまた自動車産業が担う事は間違いないようです。