エコカーの課題とこれから
インフラ整備

ハイブリットカーにせよ電気自動車にせよ、エコカーの主力は電力である事に間違いはありません。この記事を読んでいる人の中には自動車のオーナーさんも当然いらっしゃると思います。中にはエコカーに買い替えようかと悩んでいる人もいることでしょう。今年1月に開かれたモーターショーでも電気自動車に注目が集まっていたようです。

既に電気自動車を製品化している日産と三菱に加え、トヨタも従来のハイブリットカーに電気自動車と同様のバッテリーを搭載したプラグインハイブリットカーが作られています。ますます電気自動車が身近な存在になりつつあります。ところがいざ電気自動車を購入するとしても都会のマンション暮らしの人はどうやって充電すればよいのでしょう?

屋外の駐車場の場合も充電の問題が発生しますね。ガソリンスタンドが充電ポイントになったとしてもガソリンを満タンにするよりも遥かに長い充電時間が必要になります。そうなると道路では充電スポットの空き待ちで充電渋滞が生じるかもしれません。また電気自動車が普及するという事は電力消費が今以上に上がる事を意味しています。

節電と騒がれているこのご時世に消費電力を増やすような事は躊躇してしまいますよね。世論が脱原子力に傾けば政府も脱原発へと舵取りをする事でしょう。しかしそうなっては発電所は火力発電の稼働率が上がる事になります。

せっかく街を走る自動車から温室効果ガスが排出されなくなってもそこに電力を供給する大元の発電所から大量の温室効果ガスが排出されては意味がないですね。エコカーが本当に環境負荷の少ない移動手段となるためには、国をあげてエネルギー政策に本腰を入れてインフラ整備に着手することがこれからの日本にとってとても重要な事なのです。